各位
プレスリリース
攻城団が「城めぐり初心者の旅行先にオススメの全国お城ランキング」を発表
〜1位は姫路城、2位は松本城、3位は彦根城〜
2018年4月6日
攻城団合同会社
日本全国の城好き・城めぐり愛好家が利用するサイト「攻城団」を運営する攻城団合同会社(代表:河野武)は、サイトの4周年企画として「みんなのベストキャッスル〜城めぐり初心者の旅行先にオススメの全国お城ランキング〜」を発表しました。
全国のお城や城址を訪問している団員(利用者)を対象に「これから城めぐりをはじめようと考えている身近な人(初心者)にオススメするなら」というテーマで投票を呼びかけたところ、441人の回答が集まりました。
1位に選ばれたのは昨年に引きつづき世界遺産・姫路城(兵庫県)でした。2位以下には松本城(長野県)や彦根城(滋賀県)、犬山城(愛知県)といった国宝のお城がつづき、さらに現在震災からの修復工事中である熊本城(熊本県)がつづきます。
上位に国宝や現存天守のお城が多数ランクインしているのは、城めぐり初心者をイメージしての回答だったこともあり「本物のお城を見てほしい」「これからもっとお城好きになってほしい」といった気持ちの現われだと思われます。
その一方で、織田信長の最後の居城で山頂には焼失した天守の礎石だけが残る安土城(滋賀県)が8位にランクインするほか、11位以下にもまるでワッフルのような形状の障子堀で知られる山中城(11位)や、山中に苔むした石垣が残る高取城(17位)など、堀や石垣など天守以外の魅力を知ってもらいたいという気持ちも伝わってきます。
サイト内の結果発表ページには投票の際に寄せられた各団員の推薦コメントもあわせて掲載しております。熱のこもったメッセージばかりですのでご一読ください。
今後も攻城団ではこのようなアンケートを企画しております。
順位 | 城名 | 合計点 | 投票数 | 1位投票数 | 2位投票数 | 3位投票数 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 姫路城 | 460 | 192 | 111 | 46 | 35 |
2 | 松本城 | 331 | 152 | 63 | 53 | 36 |
3 | 彦根城 | 203 | 93 | 39 | 32 | 22 |
4 | 犬山城 | 172 | 80 | 31 | 30 | 19 |
5 | 熊本城 | 138 | 70 | 21 | 26 | 23 |
6 | 松山城 | 88 | 45 | 12 | 19 | 14 |
7 | 備中松山城 | 84 | 36 | 19 | 10 | 7 |
8 | 安土城 | 73 | 40 | 10 | 13 | 17 |
9 | 松江城 | 63 | 32 | 8 | 15 | 9 |
10 | 大阪城 | 48 | 24 | 7 | 10 | 7 |
攻城団の状況(4年間の歩み)
「攻城団」は日本の「城」をテーマにしたメディアで、2014年4月6日に正式オープンしました。日本全国にあるお城(城址含む)を検索できるだけでなく、自分がこれまでにめぐったお城の訪問記録を残すことができます。城好き・歴史好きの方が、生涯にわたって利用できるサイトを目指して運営しています。
現時点で「団員」と呼んでいる登録メンバー数は2,600人(アクティブ)をこえ、14万回をこえる訪問記録が残されています。また団員が投稿したお城の写真はすでに10万枚をこえています。現在も利用者数、PVは毎月伸びており、今後はさらに多くの「城好き」が集まるコミュニティに育てていきたいと考えています。
日本の城を観光資源に
「観光立国」が叫ばれ各地でさまざまな取り組みが行われる中、攻城団合同会社は「日本の城は最強の観光資源になる」と考えています。
また全国の城をただ訪問するだけではなく、その土地々々にまつわる歴史を学ぶことの楽しさを共有し、お城めぐりそのものをライフワークとして一生楽しめる趣味にできるよう、コンテンツや機能を充実させております。
攻城団では、周辺の城をひとまとめにした観光圏形成の支援のほか、「城主となった武将つながり」など城にまつわるさまざまなストーリーを軸にしたコンテクスト・ツーリズム(*)の実践を通じて、地域活性化や文化観光の振興に取り組んでまいります。
さらに、いずれは海外版を提供することで、訪日外国人数の増加にも貢献できると考えています。
コンテクスト・ツーリズム
コンテクスト・ツーリズムとは、複数の観光スポットをある文脈(コンテクスト)で繋ぐことで、ストーリー性のある旅をすること。たとえば「織田信長、上洛の軌跡」や「築城名人・黒田官兵衛が築いた城」のように、一貫性のあるテーマで複数の観光地を巡ることを意味します。
コンテクスト・ツーリズムの可能性は、観光産業の活性化に繋がる「旅行のきっかけづくり」が何通りも実現できる点にあり、周辺自治体など各地域が連携しやすくなる点も挙げられます。
https://kojodan.jp/blog/story/824.html