各位
プレスリリース
攻城団が「城めぐり初心者の旅行先にオススメの全国お城ランキング」を発表
〜1位は姫路城、2位は熊本城、3位は松本城〜
2016年4月6日
攻城団プロジェクト
攻城団プロジェクト(代表:河野武)は、お城めぐりを趣味とする人たちのための便利サイト「攻城団」の2周年企画として、「城めぐり初心者の旅行先にオススメの全国お城ランキング」を発表しました。
今回、1,000名をこえる団員に「城攻め旅行を計画中の身近な人にオススメするなら」というアンケートを実施したところ、1位に選ばれたのは年間入城者数の最高記録を更新した世界遺産・姫路城(兵庫県)でした。2位以下には熊本城(熊本県)や松本城(長野県)といった一般にもよく知られるお城が選ばれています。
城めぐり初心者をイメージしての回答だったこともあり、現存天守・復元天守といった天守があるお城が多数ランクインしている中、美しい障子堀が残る山中城(静岡県)や、織田信長の最後の居城で山頂には焼失した天守の礎石だけが残る安土城(滋賀県)など、「通」への入り口となるようなお城も上位に選ばれました。
サイト内の結果発表ページには回答の際に寄せられた団員の推薦コメントもあわせて掲載しております。熱のこもったメッセージばかりですのでご一読ください。
今後も攻城団では「じっさいに全国各地のお城に出かけているアクティブなお城好き」が集まるコミュニティであることを活かして、このようなアンケートを企画しています。
さまざまな切り口で質問することで、多種多様なお城の魅力に毎回ちがった角度からスポットをあて、全国のお城に出かけるきっかけづくりになることを期待しています。
順位 | 城名 | 合計点 | 投票数 | 1位投票数 | 2位投票数 | 3位投票数 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 姫路城 | 132 | 66 | 24 | 18 | 24 |
2 | 熊本城 | 90 | 45 | 18 | 9 | 18 |
3 | 松本城 | 80 | 40 | 14 | 12 | 14 |
4 | 犬山城 | 60 | 30 | 10 | 10 | 10 |
5 | 彦根城 | 30 | 15 | 6 | 3 | 6 |
6 | 備中松山城 | 24 | 12 | 4 | 4 | 4 |
7 | 山中城 | 20 | 10 | 5 | 0 | 5 |
7 | 松江城 | 20 | 10 | 4 | 2 | 4 |
9 | 安土城 | 18 | 9 | 2 | 5 | 2 |
10 | 松山城 | 16 | 8 | 3 | 2 | 3 |
10 | 名護屋城 | 16 | 8 | 3 | 2 | 3 |
攻城団の状況(2年間の歩み)
「攻城団」は日本の「城」をテーマにしたメディアで、2014年4月6日に正式オープンしました。日本全国にあるお城(城址含む)を検索できるだけでなく、自分がこれまでに巡ったお城の訪問記録を残すことができます。城好き・歴史好きの方が、生涯にわたって利用できるサイトを目指して運営しています。
この1年の間にメンバー数は1,000人をこえ、23,000回をこえる訪問記録が残されています。また、各お城の見所などを紹介した記事は1,500件近く用意されており、今年からはじめた写真投稿機能を利用して団員がアップしたお城の写真はすでに4000枚をこえています。
今後はサービスを永続させるために法人化を前提に、ガイドブックの出版や自主企画ツアーの開催などにも取り組んでいく予定です。
日本の城を観光資源に
「観光立国」が叫ばれ各地でさまざまな取り組みが行われる中、攻城団プロジェクトは「日本の城は最強の観光資源になる」と考えています。
また全国の城をただ訪問するだけではなく、その土地々々にまつわる歴史を学ぶことの楽しさを共有し、お城巡りそのものをライフワークとして一生楽しめる趣味にできるよう、コンテンツや機能を充実させております。
攻城団では、周辺の城をひとまとめにした観光圏形成の支援のほか、「城主となった武将つながり」など城にまつわるさまざまなストーリーを軸にしたコンテクスト・ツーリズム(*)の実践を通じて、地域活性化や文化観光の振興に取り組んでまいります。
さらに、いずれは海外版を提供することで、訪日外国人数の増加にも貢献できると考えています。
コンテクスト・ツーリズム
コンテクスト・ツーリズムとは、複数の観光スポットをある文脈(コンテクスト)で繋ぐことで、ストーリー性のある旅をすること。たとえば「織田信長、上洛の軌跡」や「築城名人・黒田官兵衛が築いた城」のように、一貫性のあるテーマで複数の観光地を巡ることを意味します。
コンテクスト・ツーリズムの可能性は、観光産業の活性化に繋がる「旅行のきっかけづくり」が何通りも実現できる点にあり、周辺自治体など各地域が連携しやすくなる点も挙げられます。
http://kojodan.jp/blog/story/824.html