福井城で重ね捺し御城印スタンプラリー開催

各位
プレスリリース

福井城で重ね捺し御城印スタンプラリー開催
――丸岡城に続く2例目は越前藩32万石の居城――

2023年4月3日
攻城団合同会社

日本全国の城好き・城めぐり愛好家が利用するサイト「攻城団」を運営する攻城団合同会社(所在地:京都府京都市、代表:河野武)は、福井城(福井県福井市)において「重ね捺し御城印スタンプラリー」を3月18日(土)より開催中です。
この「重ね捺し御城印スタンプラリー」は攻城団が企画したまち歩きイベントで、シヤチハタ株式会社に協力いただき同社が提供する「重ね捺しスタンプラリー」と昨今ブームとなっている御城印と組み合わせたものです。歴史を学びながら現地を回遊すると、最後に手作りの御城印が完成するという内容になっております。

「重ね捺しスタンプラリー」とは版画のように複数色のスタンプを重ねて捺すことで、カラフルな一枚の作品をつくることができる企画商品です。スタンプ設置場所をエリア内に分散することで、回遊の促進を図ることができるのが特徴で、これまでテーマパークや商業施設のほか、丸亀城など全国のお城でも導入事例があります。
また御城印とは、近年お城好きたちの間でブームになっているご当地グッズで、御朱印に見立てたハガキ大サイズのカード(登城証明書)のことです。攻城団の調査によれば、現在は国内約1000か所のお城で販売されており、多くのコレクターが御城印の購入を目的に全国各地に足を運んでいます。
今回の企画では御城印をスタンプ台紙に見立て、5個のスタンプを重ね捺ししていくことでカラフルな絵柄入りの御城印を完成させるものです。

近年の御城印ブームや、2007年(平成19年)から開始されている「日本100名城」スタンプラリーにより、お城を訪問する観光客は増えました。その一方で、スタンプを捺すだけ、御城印を購入するだけで次の目的地に移動してしまい、地元経済への貢献度が低いという課題があります。
攻城団では地元経済への貢献だけでなく、城下を歩き、現地の方々との交流を通じて歴史を体感していただくことが真の地域活性化につながると提案しており、これまでもサイトでの情報提供に加えて、ガイドツアーの実施などにも取り組んできました。
今回の企画もその延長線上にあり、地元の飲食店やお土産屋にとっても、現地を訪問する御城印コレクターにとっても喜ばれ、さらに主催者には御城印販売による収益も見込めるという一石三鳥の企画になっております。

なお台紙御城印はスタンプを捺さない状態でも完成品として販売しますが、スタンプラリーに参加することでより楽しめるように設計しています。一枚で二度楽しめる仕掛けを多くの方に堪能していただきたいと思っております。
攻城団では今後も全国の城下町が抱える課題に寄り添い、またお城ファンや御城印コレクターのニーズも汲み取りながら、誰もが歓迎する観光振興施策を企画していく所存です。

福井城重ね捺し御城印スタンプラリーについて

開催期間:
2023年3月18日(土)から台紙御城印が完売するまで

スタンプ設置場所(台紙御城印の販売もおこなう):
・福井城址(県庁)
・養浩館庭園
・福井市立郷土歴史博物館【台紙販売】
・柴田神社【台紙販売】
・佐佳枝廼社【台紙販売】

台紙御城印の販売価格:
300円(税込)

イベント公式サイト:
https://fukushiro.com/stamp_rally

「攻城団」とは

「攻城団」は2014年4月6日にオープンした日本最大級のお城情報サイト。月間110万PV、40万人以上の訪問者を誇る。「日本の魅力を、再発見すること」をテーマに、初心者にもわかりやすいお城情報と、お城めぐりをライフワークとして楽しむためのサービスを提供する。参加型コミュニティとしても、約4千人の登録者が投稿した、53万回をこえる訪問記録、23万枚をこえる写真が訪問先選びに役立つとして高く支持されている。
また姫路城を舞台にしたフォトコンテストの開催や、熊本城復興のためのチャリティ企画の実施、御城印ガイドブック「全国 御城印 大図鑑」の出版など、ネット以外の活動も積極的におこなっている。

日本の城を観光資源に

「観光立国」が叫ばれ各地でさまざまな取り組みが行われる中、攻城団合同会社は「日本の城は最強の観光資源になる」と考えています。
また全国の城をただ訪問するだけではなく、その土地々々にまつわる歴史を学ぶことの楽しさを共有し、お城めぐりそのものをライフワークとして一生楽しめる趣味にできるよう、コンテンツや機能を充実させております。
攻城団では、周辺の城をひとまとめにした観光圏形成の支援のほか、「城主となった武将つながり」など城にまつわるさまざまなストーリーを軸にしたコンテクスト・ツーリズム(*)の実践を通じて、地域活性化や文化観光の振興に取り組んでまいります。
さらに、いずれは海外版を提供することで、訪日外国人数の増加にも貢献できると考えています。

コンテクスト・ツーリズム

コンテクスト・ツーリズムとは、複数の観光スポットをある文脈(コンテクスト)で繋ぐことで、ストーリー性のある旅をすること。たとえば「織田信長、上洛の軌跡」や「築城名人・黒田官兵衛が築いた城」のように、一貫性のあるテーマで複数の観光地を巡ることを意味します。
コンテクスト・ツーリズムの可能性は、観光産業の活性化に繋がる「旅行のきっかけづくり」が何通りも実現できる点にあり、周辺自治体など各地域が連携しやすくなる点も挙げられます。
コンテクスト・ツーリズムとは

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また常に新しい取り組みを模索していますので、掲載されていない施策についてもお気軽にご相談いただけますようお願いいたします。
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