攻城団が全国のお城の入城者数(観光客数)の調査結果を発表

各位
プレスリリース

攻城団が全国のお城の入城者数(観光客数)の調査結果を発表
〜1位は大阪城、2位は姫路城、3位は名古屋城〜

2017年6月6日
攻城団プロジェクト

 日本全国の城好き・城めぐり愛好家が利用するサイト「攻城団」を運営する攻城団合同会社(代表:河野武)は、全国83城の管理事務所や自治体の協力を得て、昨年に引きつづき各地のお城の入城者数を調査しました。
 1位に選ばれたのはインバウンド観光で盛況な大阪城でした。2位には昨年のリニューアルオープンから2年目を迎えた姫路城、3位には天守の木造復元を計画中の名古屋城がランクインしました。ちなみに大阪城の入城者数は255万7394人で、一昨年(平成27年度)に姫路城が達成した記録、286万7051人にはおよびませんでした。
 なお上位の常連だった熊本城は熊本地震以降、城内は立入禁止となっているため対象外としています。

 全国のお城には入城チケットが必要な有料の場所と、城址公園として整備されており無料で見学できる場所があります。そこで今回は有料無料を問わない総合ランキングと、有料のみのお城に限定したランキングのふたつを発表しました。
 総合ランキングでは金沢城(五十間長屋と金沢城公園の合算値)や江戸城(皇居東御苑の入園者数)、米沢城(上杉記念館、上杉博物館、上杉城史苑、上杉神社の合算値)がランクインしています。
 今回の調査結果ではほとんどのお城で前年比がプラスになっていることが確認でき、近年のお城ブーム・お城めぐりブームは趣味として定着しつつあることがわかりました。

 攻城団は有名なお城だけではなく、地方のさまざまなお城(天守などが残っていない城跡も含め)にスポットをあてていきたいと思っていますが、そのためにまず現状を把握することを重視しており、今後もこうした調査を継続していくつもりです。
 それと同時に各地でおこなった施策やメディアでの露出状況など多角的に分析をおこない、どうすれば地域の観光振興に貢献できるかを考えて提案していく所存です。

調査結果ランキング

2017年 全国入城者数ランキング(有料のみ)

順位 城名 2016年/平成28年度 2015年/平成27年度 前年比
1 大阪城 2,557,394 2,337,813 109.4%
2 姫路城 2,112,189 2,867,051 73.7%
3 名古屋城 1,920,000 1,737,346 110.5%
4 首里城 1,886,939 1,875,838 100.6%
5 二条城 1,827,843 1,776,720 102.9%
6 上田城 1,035,208 96,163 1076.5%
7 松本城 990,361 927,055 106.8%
8 小田原城 775,406 148,325 522.8%
9 彦根城 774,727 735,201 105.4%
10 会津若松城 593,177 634,314 93.5%

総合ランキング

順位 城名 2016年/平成28年度 2015年/平成27年度 前年比
1 大阪城 2,557,394 2,337,813 109.4%
2 金沢城 2,266,559 2,382,700 95.1%
3 姫路城 2,112,189 2,867,051 73.7%
4 名古屋城 1,920,000 1,737,346 110.5%
5 首里城 1,886,939 1,875,838 100.6%
6 二条城 1,827,843 1,776,720 102.9%
7 江戸城 1,455,592 1,183,522 123.0%
8 米沢城 1,195,789 1,292,437 92.5%
9 上田城 1,035,208 96,163 1076.5%
10 松本城 990,361 927,055 106.8%

攻城団の状況(2年間の歩み)

 攻城団は日本全国のお城を検索し、訪問したお城の記録を残すことができるインターネット上のサービスです。2014年4月6日のオープン以降、順調に成長しており、現在は月間ページビュー約75万、月間訪問数約22万人を誇っています。
 攻城団では「城主となった武将つながり」など城にまつわるさまざまなストーリーを軸にしたコンテクスト・ツーリズム(*)の実践を通じ、お城めぐりをきっかけとした歴史観光集客支援を、自治体や観光協会、観光業のみなさまへ提供することで、地域経済活性化や文化観光の振興に取り組んでいます。

コンテクスト・ツーリズム

 コンテクスト・ツーリズムとは、複数の観光スポットをある文脈(コンテクスト)で繋ぐことで、ストーリー性のある旅をすること。たとえば「織田信長、上洛の軌跡」や「築城名人・黒田官兵衛が築いた城」のように、一貫性のあるテーマで複数の観光地を巡ることを意味します。コンテクスト・ツーリズムの可能性は、観光産業の活性化に繋がる「旅行のきっかけづくり」が何通りも実現できる点にあり、周辺自治体など各地域が連携しやすくなる点も挙げられます。
https://kojodan.jp/blog/story/824.html

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