各位
プレスリリース
3月25日(土)・26日(日)に「京都御城印サミット」開催決定
――関西で初開催となる御城印をテーマにしたイベント――
2023年3月8日
攻城団合同会社
日本全国の城好き・城めぐり愛好家が利用するサイト「攻城団」を運営する攻城団合同会社(所在地:京都府京都市、代表:河野武)は、3月25日(土)・26日(日)の2日間、ガレリアかめおか(京都府亀岡市)において「京都御城印サミット」を開催することを発表いたします。本イベントは一般社団法人 森の京都地域振興社(森の京都DMO)が主催のもと、企画協力の立場で発案から運営まで携わっております。
また当日は本イベントでしか手に入らない来場記念御城印を無料配布します(事前登録が必要)。
御城印とは、近年お城好きたちの間でブームになっているご当地グッズで、御朱印に見立てたハガキ大サイズのカード(登城証明書)のことです。攻城団の調査によれば、現在は国内約1400か所のお城で販売されており、多くのコレクターが御城印の購入を目的に全国各地に足を運んでいます。
今回のイベントは近年の御城印ブームを受け、御城印をつくる人たちと、御城印を集めている人たちの交流の場を設けることを目的に企画しました。会場限定版の御城印も多数販売されるほか、イベントに参加された方がそのまま現地まで足を運んでいただくことも期待しています。そのため出展者を開催地の京都府内に限定するとともに、会場では物販以外にもトークイベントやパネル展示などで府内のお城を紹介します。
なお本イベントは同週末に開催される「京都お城クエスト Supported by 森の京都DMO」の一部(ガレリアかめおか会場のイベント)として位置づけられており、各地で現地イベントが予定されています。
京都府内のお城が一丸となって盛り上げる本イベントにぜひお越しください。攻城団では今後も全国のお城や御城印の情報を発信するとともに、御城印を通じて人と地域がつながるイベントを企画していく所存です。
開催概要
名称 | 京都御城印サミット |
開催期間 | 2023年3月25日(土)・3月26日(日) 10:00〜17:00予定 |
開催場所 | 生涯学習施設・道の駅ガレリアかめおか 京都府亀岡市余部町宝久保1-1 |
入場料 | 無料 |
主催 | 一般社団法人 森の京都地域振興社(森の京都DMO) |
企画協力 | 攻城団合同会社 |
後援 | 京都新聞、あやべ市民新聞社、歴史街道推進協議会 |
特別協力 | 群馬戦国御城印サミット |
公式サイト | https://kyoto.gojyoin.jp/ |
開催に寄せて(攻城団代表・河野のコメント)
このたび京都府亀岡市で「京都御城印サミット」の開催が決定しました。
御城印は天守や櫓などの建物がなくても制作できる、訪問者には現地のお土産になり、さらには収益が城址整備に充てられるなど、良いこと尽くめな存在ですが、その最大の魅力はお城ファンと地元の方々とのコミュニケーションアイテムであることだと思います。
今回のイベントでは御城印を「作ってる人」と「集めてる人」が交流できる機会をたくさんご用意しますので、2日間楽しんでください。みなさまの来場をお待ちしています!
一般社団法人 森の京都地域振興社 坪倉様のコメント
「お城クエスト Supported by 森の京都DMO」の中で京都御城印サミットを開催します。
「森の京都」エリアである京都丹波は、京の都への物資の供給地で、交通の要衝であります。古くから拠点、多くの山城が築かれ、今も地元の皆さんが保存にご尽力されています。
今回、各お城の地元では、限定の説明会、ガイド等も準備し、現地へのご訪問をお待ちしております。また、ガレリアかめおか会場では多くのイベントも予定しています。
ぜひ「森の京都」へお越しください。
「攻城団」とは
「攻城団」は2014年4月6日にオープンした日本最大級のお城情報サイト。月間110万PV、40万人以上の訪問者を誇る。「日本の魅力を、再発見すること」をテーマに、初心者にもわかりやすいお城情報と、お城めぐりをライフワークとして楽しむためのサービスを提供する。参加型コミュニティとしても、約4千人の登録者が投稿した、53万回をこえる訪問記録、23万枚をこえる写真が訪問先選びに役立つとして高く支持されている。
また姫路城を舞台にしたフォトコンテストの開催や、熊本城復興のためのチャリティ企画の実施、御城印ガイドブック「全国 御城印 大図鑑」の出版など、ネット以外の活動も積極的におこなっている。
日本の城を観光資源に
「観光立国」が叫ばれ各地でさまざまな取り組みが行われる中、攻城団合同会社は「日本の城は最強の観光資源になる」と考えています。
また全国の城をただ訪問するだけではなく、その土地々々にまつわる歴史を学ぶことの楽しさを共有し、お城めぐりそのものをライフワークとして一生楽しめる趣味にできるよう、コンテンツや機能を充実させております。
攻城団では、周辺の城をひとまとめにした観光圏形成の支援のほか、「城主となった武将つながり」など城にまつわるさまざまなストーリーを軸にしたコンテクスト・ツーリズム(*)の実践を通じて、地域活性化や文化観光の振興に取り組んでまいります。
さらに、いずれは海外版を提供することで、訪日外国人数の増加にも貢献できると考えています。
コンテクスト・ツーリズム
コンテクスト・ツーリズムとは、複数の観光スポットをある文脈(コンテクスト)で繋ぐことで、ストーリー性のある旅をすること。たとえば「織田信長、上洛の軌跡」や「築城名人・黒田官兵衛が築いた城」のように、一貫性のあるテーマで複数の観光地を巡ることを意味します。
コンテクスト・ツーリズムの可能性は、観光産業の活性化に繋がる「旅行のきっかけづくり」が何通りも実現できる点にあり、周辺自治体など各地域が連携しやすくなる点も挙げられます。
コンテクスト・ツーリズムとは