各位
プレスリリース
攻城団がくまモンチャリティTシャツの販売で得た利益全額を熊本城へ寄付
2019年7月3日
攻城団合同会社
日本全国の城好き・城めぐり愛好家が利用するサイト「攻城団」を運営する攻城団合同会社(代表:河野武)は、2016年4月に発生した熊本地震により大きく損壊した熊本城の復興⽀援を⽬的に、チャリティTシャツの販売で得た利益全額にあたる5万円を熊本城災害復旧支援金(熊本城復元整備基金)として熊本城総合事務所へ6月25日に持参して寄付しました。
攻城団は震災当初から「はやく」より「ながく」支援することを第一として、毎年熊本を訪問して復興状況をレポートするなど、とくに現地の情報発信においての支援を継続してきました。
その一環として「着て、応援する」ことを目的に、くまモンがデザインされたオリジナルTシャツを制作し、その販売をクラウドファンディングでおこないました。たんに利益全額を寄付して終わりとするのではなく、支援者がTシャツを着て街を歩くことでより多くの方に熊本のことを思い出していただき、話題にしていただくことを期待しています。
現在、熊本城の復興は順調に進んでおり、今秋からは天守近くまでの見学が可能となり、来春からは特別見学通路が公開予定となっております。
攻城団ではこれからも定期的に熊本を訪問し、かつての姿を取り戻すまで継続的にレポートするとともに、今回のTシャツ企画のように、さまざまな方法での支援をつづけたいと考えております。
支援金を持参したご報告のページ
https://kojodan.jp/blog/story/4284.html
「攻城団」とは
「攻城団」は日本の「城」をテーマにしたメディアで、2014年4月6日に正式オープンしました。日本全国にあるお城(城址含む)を検索できるだけでなく、自分がこれまでにめぐったお城の訪問記録を残すことができます。城好き・歴史好きの方が、生涯にわたって利用できるサイトを目指して運営しています。
現時点で「団員」と呼んでいる登録メンバー数は約3700人(アクティブ)、27万回をこえる訪問記録が残されています。また団員が投稿したお城の写真はすでに16万枚をこえています。現在も利用者数、PVは毎月伸びており、今後はさらに多くの「城好き」が集まるコミュニティに育てていきたいと考えています。
日本の城を観光資源に
「観光立国」が叫ばれ各地でさまざまな取り組みが行われる中、我々は「日本の城は最強の観光資源になる」と考えています。
また全国の城をただ訪問するだけではなく、その土地々々にまつわる歴史を学ぶことの楽しさを共有し、お城めぐりそのものをライフワークとして一生楽しめる趣味にできるよう、コンテンツや機能を充実させております。
攻城団では、周辺の城をひとまとめにした観光圏形成の支援のほか、「城主となった武将つながり」など城にまつわるさまざまなストーリーを軸にしたコンテクスト・ツーリズム(*)の実践を通じて、地域活性化や文化観光の振興に取り組んでまいります。
さらに、いずれは海外版を提供することで、訪日外国人数の増加にも貢献できると考えています。
コンテクスト・ツーリズム
コンテクスト・ツーリズムとは、複数の観光スポットをある文脈(コンテクスト)で繋ぐことで、ストーリー性のある旅をすること。たとえば「織田信長、上洛の軌跡」や「築城名人・黒田官兵衛が築いた城」のように、一貫性のあるテーマで複数の観光地を巡ることを意味します。
コンテクスト・ツーリズムの可能性は、観光産業の活性化に繋がる「旅行のきっかけづくり」が何通りも実現できる点にあり、周辺自治体など各地域が連携しやすくなる点も挙げられます。
コンテクスト・ツーリズムとは