各位
プレスリリース
攻城団が執筆した御城印ガイドブック「全国 御城印 大図鑑」を宝島社から出版
2020年9月3日
攻城団合同会社
日本全国の城好き・城めぐり愛好家が利用するサイト「攻城団」を運営する攻城団合同会社(代表:河野武)は、このたび宝島社から御城印ガイドブック「全国 御城印 大図鑑」を出版したことをご報告します。
御城印とは、近年お城好きたちの間でブームになっているご当地グッズで、御朱印に見立てたハガキ大サイズのカード(登城証明書)のことです。攻城団では1年以上前から全国の御城印情報を収集し、サイト上で一覧表として提供してきました。この御城印リストはもっとも膨大で、迅速に更新されることから高く評価されており、その実績を買われての出版となりました。
御城印を紹介する書籍やムックはすでに何冊か出版されておりますが、361城471種の御城印を掲載という類書を圧倒するボリュームとなっております。さらに個々の御城印についても家紋の解説やお城の歴史紹介に加え、御城印ブームをコレクターとともに盛り上げてきた攻城団だからこそ把握している豆知識や、これから御城印集めをはじめる方のためのハウツーも掲載しました。
現在も御城印は各地で続々と発売されておりますので、今後も引き続き情報収集に努め、御城印ブームを地域振興や城郭整備につなげていけるよう支援に取り組んでまいります。
商品について
書籍名:
全国 御城印 大図鑑
出版社名:
宝島社
発売日:
2020年9月3日(木)
価格:
1,480円(税別)
ページ数:
144ページ
「攻城団」とは
「攻城団」は2014年4月6日にオープンした日本最大級のお城情報サイト。月間110万PV、40万人以上の訪問者を誇る。「日本の魅力を、再発見すること」をテーマに、初心者にもわかりやすいお城情報と、お城めぐりをライフワークとして楽しむためのサービスを提供する。参加型コミュニティとしても、4千人をこえる登録者が投稿した、38万回をこえる訪問記録、19万枚をこえる写真が訪問先選びに役立つとして高く支持されている。
また姫路城を舞台にしたフォトコンテストの開催や、熊本城復興のためのチャリティ企画の実施など、ネット以外の活動も積極的におこなっている。
日本の城を観光資源に
「観光立国」が叫ばれ各地でさまざまな取り組みが行われる中、攻城団合同会社は「日本の城は最強の観光資源になる」と考えています。
また全国の城をただ訪問するだけではなく、その土地々々にまつわる歴史を学ぶことの楽しさを共有し、お城めぐりそのものをライフワークとして一生楽しめる趣味にできるよう、コンテンツや機能を充実させております。
攻城団では、周辺の城をひとまとめにした観光圏形成の支援のほか、「城主となった武将つながり」など城にまつわるさまざまなストーリーを軸にしたコンテクスト・ツーリズム(*)の実践を通じて、地域活性化や文化観光の振興に取り組んでまいります。
さらに、いずれは海外版を提供することで、訪日外国人数の増加にも貢献できると考えています。
コンテクスト・ツーリズム
コンテクスト・ツーリズムとは、複数の観光スポットをある文脈(コンテクスト)で繋ぐことで、ストーリー性のある旅をすること。たとえば「織田信長、上洛の軌跡」や「築城名人・黒田官兵衛が築いた城」のように、一貫性のあるテーマで複数の観光地を巡ることを意味します。
コンテクスト・ツーリズムの可能性は、観光産業の活性化に繋がる「旅行のきっかけづくり」が何通りも実現できる点にあり、周辺自治体など各地域が連携しやすくなる点も挙げられます。
コンテクスト・ツーリズムとは