各位
プレスリリース
攻城団がコスパに優れた御城印帳「御城印バインダー」をむらさき紙工と共同開発
2020年7月17日
攻城団合同会社
日本全国の城好き・城めぐり愛好家が利用するサイト「攻城団」を運営する攻城団合同会社(代表:河野武)は、このたび京都の和紙加工メーカー・むらさき紙工(代表:西川典求)とまったく新しい御城印帳として「御城印バインダー」を共同開発しました。
本日より攻城団オンラインショップにて予約を受け付けます。
御城印とは、近年お城好きたちの間でブームになっているご当地グッズで、御朱印に見立てたハガキ大サイズのカード(登城証明書)のことです。現在は熊本城や二条城など全国300か所以上のお城で販売されています。
この御城印を収納するためにつくられたホルダーを御城印帳と呼んでおり、攻城団でもオリジナルの御城印帳をこれまでに製作販売し、大変好評を博してきました。
現在の御城印ブームを受け、毎月のように新たな御城印が全国各地で発売されることに加え、デザインちがいの御城印が追加販売されるなど、コレクション対象は日々増加しております。
その一方で、従来の御城印帳はいわゆる御朱印帳にポケットを取り付けた、ジャバラ状の片面しか使えない形状であるため、大量の御城印を収納することができないという難点がありました。
今回製作した御城印バインダーはリング式バインダーを採用し、リフィル(クリアポケット)を追加することで1冊につき約100枚の御城印を収納することが可能となります。またバインダーにしたことで順番を入れ替えることも容易になりました。
さらに市販の御城印帳は2000円前後の価格帯が多い中、990円(税込)と抑えることで、大量の御城印を収集するコレクターにとって魅力的な商品となっております。
攻城団では今後もむらさき紙工とともに、カバーデザインのラインナップを拡充するなど、さらに本商品の魅力を高めるべく取り組んでまいります。
むらさき紙工 西川典求代表のコメント
この度は多くの城好きな方々が利用されているサイト「攻城団」を運営する攻城団合同会社と一緒に、お城に関わる仕事が出来たことを光栄に思います。現在、観光業の落ち込みはかなり深刻なものとなっておりますが、そのなかで御城印は全国各地のお城にとって一筋の光明になるのではないかと期待しておりますし、また弊社も貢献できればと願っております。
今後もこの御城印バインダーをもっと使いやすくしていきたいと考えておりますので、商品についてのご要望などございましたら広くご意見を頂戴できれば幸いです。
商品について
商品名:
御城印バインダー
販売開始日:
2020年7月17日(予約開始)
※商品の発送は8月上旬予定
販売場所:
インターネット(攻城団オンラインショップ)
https://kojodan.stores.jp/items/5f0fae754adba044674c9afb
価格:
990円(税込)
商品仕様:
サイズ 幅 154mm × 高さ 185mm × 厚さ 35mm
表紙 和紙貼り(箔押し加工)
リフィル(クリアポケット)10枚付属
攻城団の状況(6年間の歩み)
「攻城団」は日本の「城」をテーマにしたメディアで、2014年4月6日に正式オープンしました。日本全国にあるお城(城址含む)を検索できるだけでなく、自分がこれまでにめぐったお城の訪問記録を残すことができます。城好き・歴史好きの方が、生涯にわたって利用できるサイトを目指して運営しています。現時点で「団員」と呼んでいる登録メンバー数は約4200人(アクティブ)、約37万回をこえる訪問記録が残されています。また団員が投稿したお城の写真は約19万枚を数えています。現在も利用者数、PVは毎月伸びており、今後はさらに多くの「城好き」が集まるコミュニティに育てていきたいと考えています。
攻城団では「城主となった武将つながり」など城にまつわるさまざまなストーリーを軸にしたコンテクスト・ツーリズムの実践を通じ、お城めぐりをきっかけとした歴史観光集客支援を、自治体や観光協会、観光業のみなさまへ提供することで、地域経済活性化や文化観光の振興に取り組んでいます。
またコラムやマンガなどの読み物をはじめ、最近ブームになっている「御城印」情報をどこよりも詳しくまとめるなど、お城を楽しむためのコンテンツを充実させ、お城好き人口の拡大にも貢献しています。
日本の城を観光資源に
「観光立国」が叫ばれ各地でさまざまな取り組みが行われる中、攻城団合同会社は「日本の城は最強の観光資源になる」と考えています。
また全国の城をただ訪問するだけではなく、その土地々々にまつわる歴史を学ぶことの楽しさを共有し、お城めぐりそのものをライフワークとして一生楽しめる趣味にできるよう、コンテンツや機能を充実させております。
攻城団では、周辺の城をひとまとめにした観光圏形成の支援のほか、「城主となった武将つながり」など城にまつわるさまざまなストーリーを軸にしたコンテクスト・ツーリズム(*)の実践を通じて、地域活性化や文化観光の振興に取り組んでまいります。
さらに、いずれは海外版を提供することで、訪日外国人数の増加にも貢献できると考えています。
コンテクスト・ツーリズム
コンテクスト・ツーリズムとは、複数の観光スポットをある文脈(コンテクスト)で繋ぐことで、ストーリー性のある旅をすること。たとえば「織田信長、上洛の軌跡」や「築城名人・黒田官兵衛が築いた城」のように、一貫性のあるテーマで複数の観光地を巡ることを意味します。
コンテクスト・ツーリズムの可能性は、観光産業の活性化に繋がる「旅行のきっかけづくり」が何通りも実現できる点にあり、周辺自治体など各地域が連携しやすくなる点も挙げられます。
コンテクスト・ツーリズムとは