攻城団が全国のお城の入城者数(観光客数)の最新調査結果を発表

各位
プレスリリース

攻城団が全国のお城の入城者数(観光客数)の最新調査結果を発表
〜1位は4年連続で大阪城、2位は二条城、3位は名古屋城〜

2020年8月3日
攻城団合同会社

 日本全国の城好き・城めぐり愛好家が利用するサイト「攻城団」を運営する攻城団合同会社(代表:河野武)は、全国148城の管理事務所や自治体、観光協会の協力を得て、毎年恒例となっている全国のお城の入城者数を調査しました。
 トップ3は3年連続で大阪城(大阪府大阪市)、二条城(京都府京都市)、名古屋城(愛知県名古屋市)が選ばれています。なお上位のお城はいずれも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響などもあり、前年比では軒並みマイナスとなっております。

 全国のお城には入城チケットが必要な有料の場所と、城址公園として整備されており無料で見学できる場所があります。攻城団では公平を期すため、有料のみのお城に限定したランキングと、有料無料を問わない総合ランキングのふたつを発表しています。
 総合ランキングでは金沢城公園(石川県金沢市)のほか、昨年は「大嘗祭(だいじょうさい)」の舞台となった江戸城(皇居東御苑の入園者数)などがランクインしています。

 なお今回の調査結果ではインバウンド比率の高い上位のお城の入城者数が減っているためトータルで見ると前年比で97.5%という結果になりましたが、全体の過半数のお城が前年を上回っていることもわかりました。とくに大河ドラマ「麒麟がくる」に関連のお城では放送決定後、テレビでの露出も増えたこともあり大きく伸びています。
 アクセスが比較的不便な地方のお城にも多くの人が足を運んでおり、すでにお城めぐりはブームではなく趣味として定着してきたことを実感します。

 今回発表する数字は「2019年(1月〜12月)」もしくは「平成31年度(2019年4月〜2020年3月)」のものですので、緊急事態宣言などコロナ禍によるマイナス影響はむしろ来年発表する今年の数字に大きく反映されます。いま観光業界は厳しい局面に立たされていますが、この未曾有の危機を乗り越えるために多くの知恵が必要とされています。
 今後も攻城団では本調査を継続するとともに、全国各地のお城が取り組んだ施策やメディアでの露出状況などを多角的に分析して、どうすれば地域の観光振興に貢献できるかを考えて提案していく所存です。

 より詳細なレポートは下記にあります。

「攻城団」とは

「攻城団」は2014年4月6日にオープンした日本最大級のお城情報サイト。月間110万PV、40万人以上の訪問者を誇る。「日本の魅力を、再発見すること」をテーマに、初心者にもわかりやすいお城情報と、お城めぐりをライフワークとして楽しむためのサービスを提供する。参加型コミュニティとしても、4千人をこえる登録者が投稿した、38万回をこえる訪問記録、19万枚をこえる写真が訪問先選びに役立つとして高く支持されている。
また姫路城を舞台にしたフォトコンテストの開催や、熊本城復興のためのチャリティ企画の実施など、ネット以外の活動も積極的におこなっている。

日本の城を観光資源に

「観光立国」が叫ばれ各地でさまざまな取り組みが行われる中、攻城団合同会社は「日本の城は最強の観光資源になる」と考えています。
 また全国の城をただ訪問するだけではなく、その土地々々にまつわる歴史を学ぶことの楽しさを共有し、お城めぐりそのものをライフワークとして一生楽しめる趣味にできるよう、コンテンツや機能を充実させております。
 攻城団では、周辺の城をひとまとめにした観光圏形成の支援のほか、「城主となった武将つながり」など城にまつわるさまざまなストーリーを軸にしたコンテクスト・ツーリズム(*)の実践を通じて、地域活性化や文化観光の振興に取り組んでまいります。
 さらに、いずれは海外版を提供することで、訪日外国人数の増加にも貢献できると考えています。

コンテクスト・ツーリズム

コンテクスト・ツーリズムとは、複数の観光スポットをある文脈(コンテクスト)で繋ぐことで、ストーリー性のある旅をすること。たとえば「織田信長、上洛の軌跡」や「築城名人・黒田官兵衛が築いた城」のように、一貫性のあるテーマで複数の観光地を巡ることを意味します。
コンテクスト・ツーリズムの可能性は、観光産業の活性化に繋がる「旅行のきっかけづくり」が何通りも実現できる点にあり、周辺自治体など各地域が連携しやすくなる点も挙げられます。
コンテクスト・ツーリズムとは

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攻城団合同会社 河野(こうの)
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また常に新しい取り組みを模索していますので、掲載されていない施策についてもお気軽にご相談いただけますようお願いいたします。
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