御城印の販売により、地元の観光振興への貢献を実感

攻城団との取り組み事例をご紹介します。
今回は「御城印」や「公式アカウント」について、若狭町観光未来創造課にお話を伺いしました。

御城印は間違いなく観光振興に繋がっていると思います

今回当社にお声がけをいただいた「きっかけ」について教えてください

大河ドラマ「麒麟がくる」推進協議会でファムトリップツアー(メディアさん対象)を募集したところ、攻城団(河野社長)さんが参加されて知り合うことができました。

ファムトリップツアーで若狭鯖街道熊川宿にある熊川城跡を訪れ、興味深く語り部ガイドさんとお話されていたので、櫓のない山城の活用方法などお尋ねさせていただきました。また、御城印にも興味があったので、お城を専門に運営されている会社ならお任せしたいという気持ちで連絡させていただきました。

和紙でつくった御城印の仕上がりはいかがでしたか

他社にはできない質のよさ(オリジナルデザイン)を期待していましたが、それだけでなく地元福井県の越前和紙を使用いただいた点にも親近感が持てました。紙質もそこそこ固く、しっかりした感じです。

初めて若狭町の御城印が出来上がったときの、地元販売者とともに深く感動したのを覚えています。

御城印は増刷もしましたが観光振興に貢献できていますか?

御城印は間違いなく観光振興に繋がっていると思います。毎月一定の数量が販売されており、ほとんどの人が城跡に入城されていると聞きます。

御城印を購入するだけでなく、城跡にも入っていただいていることが何よりうれしいです。

熊川城は山城ですので、散策すれば喉が乾き、腹も減るということで、何かしら地元消費に繋がっていると思っています。

公式アカウントも運用いただいていますが、攻城団やその利用者の印象をお聞かせください

攻城団サイトに集まって来られる人は、まさしくお城や歴史を求めていらっしゃる人なので、そのような方々にリアルタイムかつダイレクトに情報が届けられるのが魅力です。

知らないうちにフォローされていたり、「あっぱれ!」されていると何かひとつでも情報をお届けしたいという気持ちになりますね。

担当者からのコメント

昨年大阪で開催されたツーリズムEXPOの商談会に参加しました。そのとき大河ドラマ推進協議会の方々と知り合って、メディア向けの「ファムトリップツアー」にお誘いいただいたのが若狭町さんとのご縁のはじまりでした。そのツアーの最中の出来事がインタビュー冒頭のエピソードに繋がります(記事はこちら)。

熊川城の御城印制作をおこなうことになって初めて知ったこと、つながったこともたくさんありました。

細川藤孝の正室が「沼田麝香」さんだったこと、出身地が若狭町だったこと、結婚のなれそめに足利将軍家がでてくること、「沼田」さんは、上州沼田城を居城とした上野沼田氏の庶流だったこと、――断片的に知っていた知識が一本の糸でつながるような感覚を覚えたのを昨日のことのように思い出します。

インタビューのなかで、塚本さんが「地元販売者とともに深く感動したのを覚えています。」とおっしゃっていただきましたが、和紙でできた御城印そのものを通して、その背景にある歴史の積み重ねを感じられたからこそではないかと思いました。

熊川城のある熊川宿には奉行所・番所・お蔵屋敷の跡が残り街道は往時を感じることができるとか。浄化と宿場街の「地元に伝わっている歴史」を呼び起こして、スポットを当てていきたいですね。

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